「
自衛隊が敗北するときは、わが国が滅ぶとき」。そう語る筆者による、真に負けないための戦略の要諦。
筆者は
東日本大震災の時の、
自衛隊トップである
統合幕僚長であった。そんな「戦時」の指揮官だからこそ知り得た、戦略の本質とは。
ケネディ大統領があえて会議を欠席していた理由、「相手の立場になって考える」ことの真の意味、
帝国陸軍が独善的な作戦しか立てられなかったわけ、災害時に重要な「あるべき姿」とは、
自衛隊が戦力回復(休むこと)を重視する根拠、などなど。ビジネス書とは一味違った切り口から、相手に負けない戦略の本質が分かる一冊。おすすめ