【書評】『応援される会社 熱いファンがつく仕組みづくり』 新井範子、 山川悟

ブランド価値を高めようとする行動の主体は、今や顧客側にある」。そう語る筆者による、企業のファンになってもらうための方法論。
 
応援経済という言葉はごく最近生まれ、その影響力を拡大している。応援される会社と、されない会社、それを分けるものは何なのか。消費者の時間を投資してもらうという意味、市場調査がファン獲得につながらない理由、追随者をいかに遇すべきか、二次創作によって広げられるもの、社員の位置付け、などなど。豊富な事例から、ファンを獲得し、応援される仕組みを探る一冊。おすすめ