2019-08-01から1ヶ月間の記事一覧

【書評】 『キュリー夫人』 エーヴ・キュリー

世界で最も有名な科学者、マリー・キュリー。その実の娘による伝記。 マーニャ・スクウォドフスキ、後のキュリー夫人は他国の支配を受け、後に消滅するポーランドという国に生まれた。パリで学び、後に夫となるピエール・キュリーと出会った。彼との共同研究…

【書評】『ブランド戦略シナリオ』 阿久津聡

「ブランドは文脈を蓄える器であり、その価値を高めるためには、豊かで効果的な文脈を持たせてやらねばならない」。そう語る筆者による、ブランドの作り方。 ブランドには無形性、間接性、多層性、関係性の4つの特徴がある。ブランド・アイデンティティを構…

【書評】『ウェブ進化論』『ウェブ時代をゆく』 梅田望夫

「ウェブ進化という大変化に直面している私たちの生涯は、「一身にして二生を経るが如」しだと思う」。そう語る筆者による、ウェブ時代でいかに生きるかの指南書。 筆者はインターネット黎明期からシリコンバレーに住み、その変化と進化を間近で体験してきた…

【書評】『経営戦略の思考法』 沼上幹

経営戦略の理論から実践にかけて、数多の学派や事例や心理を網羅した、経営戦略論の決定版。 戦略策定のために絶対に必要なもの、不完全な状態でも決断を下すべき理由、付加価値を求める公式、戦略的思考を身につけるためにまずやるべきこと、同じ機能でも価…