2024-01-01から1年間の記事一覧

【書評】『経験学歴不問の職場で働いてみた』 野村竜二

" data-en-clipboard="true">世の中の様々な仕事の、潜入体験ルポルタージュ。 " data-en-clipboard="true"> 世界は誰かの仕事でできている。そしてその仕事に貴賤はないし、なくなっても困らない仕事などない。ここで紹介されるのは、ピンさロ従業員、男性…

【書評】『セレンディピティ 点をつなぐ力』 クリスチャン・ブッシュ

" data-en-clipboard="true">運を結果につなげる方法について、様々な最新研究をまとめた一冊。 " data-en-clipboard="true"> 運も実力のうち、という言葉がある。だが運が実力なら、それを身に付けるにはどうすればいいのだろうか。セレンディピティの定義…

【書評】『モンク思考』  J・シェティ

" data-en-clipboard="true">「僕らにも、僧侶のような意識状態が必要じゃないだろうか?」。そんな筆者の疑問から始まる、自分に集中しするための思考のレッスン。 " data-en-clipboard="true"> 人類は誕生してこの方、様々な文明や技術を進歩させてきた。…

【書評】『ソース焼きそばの謎』 塩崎省吾

" data-en-clipboard="true">縁日の屋台、土曜の昼食、BBQの締め、など様々なイメージで語られるソース焼きそば。その起源を追った一冊。 " data-en-clipboard="true"> 筆者は焼きそばの食べ歩きブログを運営するほど、焼きそば好きである。本職のITエンジニ…

【書評】『米欧回覧実記』 久米邦武

" data-en-clipboard="true">時の政府首脳部の半分近くを2年近く派遣し、不平等条約改正や西洋文明の調査を目的とした岩倉使節団の非公式記録。 " data-en-clipboard="true"> 岩倉使節団は、木戸孝允、大久保利通、伊藤博文ら大臣クラスの政治家だけでなく、…

【書評】『虐殺のスイッチ』 森達也

「なぜ人は優しいままで人を大量に殺せるのか」。そんな筆者の疑問から始まった、集団による虐殺のメカニズムを解き明かす一冊。 筆者はたった一人でつくった「A」というドキュメンタリー映画で、オウム真理教の中で出家信者と暮らし、その模様を取材したこ…

【書評】『ニュースの未来』 石戸諭

「ニュースとは新しい価値を創造するという意味で、クリエイティブなもの」。そう語る筆者による、ニュースの未来について。 これまでニュースを担ってきたテレビ、新聞、雑誌の凋落はいかんともしがたい。さらにインターネットの発展により、ニュースの持つ…

【書評】『ガンダム世代への提言』 富野由悠季

ガンダムを作った男、富野由悠季の対談集。 「御大」の異名をとる富野由悠季に挑むのは、老若男女、大学教授から役者や経営者、詩人や杜氏、アスリートから宇宙飛行士まで、多士済々の面々。そんな彼ら彼女らとの対談で、富野が発した言葉とは。高邁な理想を…

【書評】『くらしのための料理学』 土井 善晴

「和食は、何もしないことを最善とする」。そう語る筆者による、和食という思想の入門書。 筆者は料理人として、料理研究家として、長年にわたり料理と和食にかかわってきた。贅を尽くしたハレの料理ではなく、毎日食べる日常の料理を通じ、しあわせを考える…

【書評】『ジャガイモの世界史』 伊藤章治

「ジャガイモは貧者のパンとして、歴史の転機で大きな役割を果たしてきた」。そう語る筆者による、ジャガイモの歴史。 今や我々の食卓に欠かせない食べ物の一つである、ジャガイモ。その伝播から普及、世界史に果たした役割までの、知られざる歴史を追った一…

【書評】『リーダーたちの日清戦争』 佐々木雄一

明治日本にとって、近代国家として初の本格的な対外戦争である日清戦争。政治面から見たその戦争の実態をまとめた一冊。 軍事は政治に隷属する。そのため戦場での勝敗以上に、政治外交での優劣が戦争の勝敗に影響する。にもかかわらず、戦場での武勇伝は広く…