2018-04-05から1日間の記事一覧

【書評】『余暇と祝祭』 ヨゼフ・ピーパー

「余暇とは、いったい何でしょうか」。哲学者である筆者が、その疑問に答えた意欲作。 労働の対極として認識される、余暇や祝祭。だが中世欧州においては、「労働のための労働」をモットーに休みなく働くことは、怠惰のしるしとさえ思われていたという。余暇…