【書評】『キャリアデザイン入門2』 大久保幸夫

「ミドル以降のキャリアこそ、解決すべき課題が多くある」。そう語る筆者による、ミドル以降のキャリア論。
 
若者のキャリアについて書かれた本は数多くあるが、ミドル以降のキャリアについて書かれた本は、驚くほど少ない。だが日本のビジネスパーソンの弱みは、ミドル以降の成長が鈍いことである。そのギャップを埋めるべき一冊。スペシャリストとプロフェッショナルの違いは何か、プロフェッショナルに求められる知識レベルとは、目標を持つべきでない理由、専門分野を決める際に注意すべきこと、などなど。キャリアや専門性をを考えるうえで、大きなヒントとなる一冊。おすすめ