【書評】『とんでもない死に方の科学 もし○○したら、あなたはこう死ぬ』 コーディー・キャシディー

45通りのシナリオで、人が具体的にどのように死ぬかをまとめた一冊。
 
旅客機の窓が割れたら、バナナの皮を踏んだら、生きたまま埋葬されたら、隕石が当たったら、載っているエレベータのケーブルが切れたら、眠れなかったら、コンドルに育てられたら、生贄として火山に投げ込まれたら、世界一有毒な物質を口に入れたら、粒子加速器に手を入れたら、クジラに呑み込まれたら、などなど。今日にでも起きそうな話から、絶対に起こり得ないような話まで、それが起こったときにどうなるかを詳細にまとめた一冊。その過程で、バナナの皮の摩擦係数や、かき氷を食べた時に頭痛がする理由、本を粉塵爆発させたときのエネルギー、大食い大会の前日にすべきことなど、どうでもいい雑学が身に付く一冊。おすすめ