「米国からの圧力」を軸に、日本の戦後史を読み解いた一冊。
1945年9月2日、日本が降伏文書に調印したことにより、
第二次世界大戦は
終結した。その降伏文書の内容とは、日本政府は
GHQからの要求にすべて従うということ。そんな
服従と隷属から始まった、戦後史とは。米国からの圧力の正体、戦後の
外務大臣のジンクス、
昭和天皇が
GHQに要求したこと、太平洋戦争の被害の実像、
マッカーサー解任の意味、
日米安保条約が当初抱えていた問題点、などなど。視点を変えるだけで、歴史の見え方は大きく変わることを再認識させてくれる良書。おすすめ