彼らはポケットサイズのコンピュータを作り、発展途上国にインターネット網を広げ、世界の詳細な地図を作り、ヒトやモノのつながりを強化し、史上かつてないほど巨額の富を生み出し、世界を物心両面で豊かにした。一方で、税金は払わず、一部の特権階級の下で膨大な農奴を使い、数知れぬ仕事を消滅させ、ロビー活動により情報を独占し、人々のプライバシーを丸裸にしてきた。彼らはいかにしてその力を得、どのように世界を変え、どのように終わるのか。彼らの支配の下で我々はどのように生きるのか。米国でこれらの企業が誕生した土壌、アップルのみが永続できる理由、フェイスブックとツイッターの大きな違い、流通をコントロールする利点、GAFAの次に来るもの、などなど。テクノロジー企業という枠を超えて、我々の生活に密接に関わる彼らの、知られざる一面を解き明かす一冊。おすすめ